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視覚障害者が安心・安全に移動するために

歩くということ

視覚障害者 にとって最も危険と困難が大きくなるのが、外出時の移動です。その危険と困難を軽減するための方法として、手引きによる歩行、白杖やナビゲーションシステムなどの補助具を使用する歩行、盲導犬を使用する歩行などがあります。
社会生活の中での歩行は、単に前に進むということ以上に、安全に目的を持って移動する能力と方法を身につけることにあります。

他の歩行手段と同様、盲導犬歩行も「安全に移動する」ことを第一の目的としています。

 

白杖歩行

白杖で段差や電柱等の障害物を見つけることができます。しかし、上半身がカバーできないため、上部にある看板やトラックのサイドミラー等は見つけることができません。専門家からの系統だった歩行訓練によって、安心して安全な単独歩行を獲得することができます。

 

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盲導犬歩行

盲導犬は交差点や角や段差を見つけたり、障害物を回避することができます。白杖歩行と同様に専門家からの系統だった歩行訓練によって、白杖歩行より安心して安全な単独歩行を獲得することができます。また、盲導犬ユーザーの精神的な支えにもなります。しかし、盲導犬の健康管理や毎日のケアに気をつける必要があります。

 

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誘導歩行(手引き)

誘導を晴眼者が行いますので最も安心して安全に歩行できる手段です。現在ではガイドボランティアや同行援護制度があり、活用しやすくなっています。

  

電子機器を併用した歩行

 超音波を発信して障害物の有無を音や振動で、使用者に知らせてくれるものです。この電子機器だけでは歩行はできませんので、白杖や盲導犬と併用して歩行します。