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視覚障害者を助ける道具
視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)
一般的には「点字ブロック」と言われています。表面がでこぼこで足の裏や白杖で分かるようになっています。歩行の助けをするものです。色は黄色や緑色、クリーム、シルバーのものもあります。黄色などの目立つ色が多いのはロービジョンの方(物が少し見える人)に分かりやすいからです。
音響信号機
音の出る信号で、進行方向が青色の時に音が出ます。南北はピヨピヨ、と東西はカッコーカッコーといったように、南北と東西では違った音や曲が使われています。
点字
1825年にフランスのルイ・ブライユによって考え出されました。ブライユの名前から点字のことを「Braille:プレイル」と言います。6つの凸点によって文字を表します。書く時は凹点で右から左へ、読む時は凸点で左から右へ向かって読みます。公共の場所では切符の券売機、ATM、バス停などで使われます。最近では家電製品や缶飲料にもよく見られるようになりました。
音声パソコン
パソコンのモニターに打ち出される文字を音声で確認しながら文字を記す道具です。
音声パソコンを使用して墨字を書くことができますし、メールのやりとりやインターネットで情報を取り出すこともできます。その他
シャンプーやリンスを見分ける突起、缶のアルコール飲料、紙パック牛乳などのユニバーサルデザインが増えてきました。しかし、実際にはスーパーなどで買い物をしようと思ってもどこに何が展示してあるのか、中身が何なのか、値段がいくらなのかを知ることは簡単な事ではありません。
困っているような方を見かけた時は、自分の方から援助を申し出てみましょう。また、皆さん一人一人がこうした不自由さに興味や関心を持ち続けることで、社会全体が少しずつ変わっていくでしょう。ちょっとした心遣いが、とても助けになることがあります。