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盲導犬訓練士について
盲導犬訓練士
盲導犬訓練士とは、盲導犬を育成するために必要な訓練技術や知織を備え、盲導犬を訓練できる有資格者のことをいいます。
当協会では訓練実習生として採用された後、最低3年間で盲導犬の訓練理論・訓練技術・犬の行動学・心理学・犬の飼養管理・解剖生理学などについて学んでいきます。
その後、認定NPO法人全国盲導犬施設連合会が行なう盲導犬訓練士認定試験(学科・実技)を受験し、合格・認定されれば盲導犬訓練士の資格が得られます。国家資格ではなく、認定NPO法人全国盲導犬施設連合会加盟団体(全国8団体)の共通資格で、3年ごとに更新が必要です。
盲導犬歩行指導員
盲導犬歩行指導員とは、視覚障害者に、盲導犬と歩く為に必要な歩行技術や知識を指導する有資格者のことをいいます。
盲導犬訓練士資格を取得後、最低2年間、視覚障害者リバビリテーション・歩行指導論・眼科学・障害者心理学・面接と評価の技法などについて学んでいきます。
その後、認定NPO法人全国盲導犬施設連合会が行なう盲導犬歩行指導員認定試験(学科・実技)を受験し、合格・認定されれば盲導犬歩行指導員の資格が得られます。
国家資格ではなく、認定NPO法人全国盲導犬施設連合会加盟団体(全国8団体)の共通資格で、3年ごとに更新が必要です。盲導犬訓練士を目指す方は多いと思いますが、盲導犬の訓練は、ただ犬が好きという気持ちだけではできません。実際に盲導犬を使われる視覚障害者への理解なくしては、訓練できないのです。
盲導犬育成事業は視覚障害者福祉であり、盲導犬歩行は視覚障害リハビリテーションなのです。また、盲導犬使用者(ユーザー)・盲導犬協会を支えてくださる支援者・ボランティアの方々と関わる機会も多く、人とのコミュニケーション能力が求められます。
盲導犬訓練士はあくまでも、盲導犬歩行指導員になるためのスタートラインです。そのことをよく理解していただき、盲導犬歩行指導員を目指していただきたいと思います。