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2014年11月08日更新
協会だより
羊毛フェルト人形いただきました
中部盲導犬協会のシンボルであるサーブが、羊毛フェルト人形でよみがえりました。
この羊毛フェルト人形、京都府長岡京市にお住いの清家夕記子さんから当協会に贈られたものです。
難病のベーチェット病を発症して身体が不自由になられ、現在は介助犬と一緒に生活されていますが、
テレビで偶然見つけた羊毛フェルト人形に興味をひかれ、独学で創り始められたとのことでした。
幼い頃に「盲導犬サーブ」の本を読んで感動し衝撃を受けられたとのことで、
それから約30年後にずっと持ち続けられていた想いを実現されました。
そして、サーブを育てた当協会に贈呈したいと思っていただいていたとのことで、
今回、好機に恵まれ、ご本人から直接手渡していただけることとなりました。
私はこの仕事を始めた頃に実際のサーブの世話をしていましたが、
この羊毛フェルト人形は本当によく再現されています。
ご本人に伺ったところ、本物のサーブには会ったことはなく、本にある写真を見ながら作成されたそうです。
それだけで、このクオリティはすごいです!
折れた左耳の角度やブラックとタンの毛色の混ざり具合など、生き写しと言う言葉がピッタリです!!
また、盲導犬にとって大切なハーネスもとても良くできており、
当時サーブが使っていたタイプの物に忠実に作られています。
近日中に1階展示見学コーナーに置く予定ですので、皆さんぜひ会いに来て下さいね!!
盲導犬歩行指導員 水谷由美
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